fc2ブログ

グッバイ、レーニン!

にわかなドイツ映画ブームの火付け役とも言える作品。

共産主義下の東ドイツで熱血社会主義者の母と暮らす青年アレックス。
ある日、母が心臓発作で倒れ、意識不明に陥ってしまう。
その間にベルリンの壁は崩壊し、社会は劇的に変化していった。
数ヶ月後に目が覚めた母。母に大きなショックを与えないために、アレックスは東ドイツ体制が続いているかのように、振舞うことを決心する…。

母親のために必死になって、東ドイツ体制を演じる彼。
劇的な環境の変化は周囲の人々の感情までも、大きく変えた。
協力を嫌がる人、限界を感じる人。
でも、彼の母を守ろうとする気持ちはじわじわ伝わってくる。
家族とか、友人関係についてしみじみ想わせる。

すんごくあったかい映画。
でも、同時にすんごく切ない映画。

変化は避けられないし、時代は変化するんだよね。
変化を受け入れる人と、変化に取り残される人。
お母さんも最後は気がついたんじゃないかな。

劇中にアレックスが借りたアパートは、元の住人がハンガリーから帰ってこないと言っていました。
ベルリンの壁崩壊を引き起こした出来事に、「ピクニック計画」というものがあります。
亡命希望者がハンガリーの最西端の町に終結し、集会に参加するというものです。
集会というのは見せかけで、国境に集まった人々は一気に国境を越え、西に亡命しました。

国が滅びるという事実が実際にあったんだよなぁ。
それを感じずにはいられない作品でした。

でも、全体的にポップでほのぼのした感じが好きです。
旧東ドイツ時代のアイテムの数々もレトロでかわいいー。

お気に入り度 ☆☆☆☆

<データ>
2003年ドイツ
監督・脚本 ヴォルフガング・ベッカー
出演 ダニエル・ブリュール
公式HP




スポンサーサイト



グッバイ、レーニン!

にわかなドイツ映画ブームの火付け役とも言える作品。

共産主義下の東ドイツで熱血社会主義者の母と暮らす青年アレックス。
ある日、母が心臓発作で倒れ、意識不明に陥ってしまう。
その間にベルリンの壁は崩壊し、社会は劇的に変化していった。
数ヶ月後に目が覚めた母。母に大きなショックを与えないために、アレックスは東ドイツ体制が続いているかのように、振舞うことを決心する…。

母親のために必死になって、東ドイツ体制を演じる彼。
劇的な環境の変化は周囲の人々の感情までも、大きく変えた。
協力を嫌がる人、限界を感じる人。
でも、彼の母を守ろうとする気持ちはじわじわ伝わってくる。
家族とか、友人関係についてしみじみ想わせる。

すんごくあったかい映画。
でも、同時にすんごく切ない映画。

変化は避けられないし、時代は変化するんだよね。
変化を受け入れる人と、変化に取り残される人。
お母さんも最後は気がついたんじゃないかな。

劇中にアレックスが借りたアパートは、元の住人がハンガリーから帰ってこないと言っていました。
ベルリンの壁崩壊を引き起こした出来事に、「ピクニック計画」というものがあります。
亡命希望者がハンガリーの最西端の町に終結し、集会に参加するというものです。
集会というのは見せかけで、国境に集まった人々は一気に国境を越え、西に亡命しました。

国が滅びるという事実が実際にあったんだよなぁ。
それを感じずにはいられない作品でした。

でも、全体的にポップでほのぼのした感じが好きです。
旧東ドイツ時代のアイテムの数々もレトロでかわいいー。

お気に入り度 ☆☆☆☆

<データ>
2003年ドイツ
監督・脚本 ヴォルフガング・ベッカー
出演 ダニエル・ブリュール
公式HP



Template Designed by DW99

テクノラティプロフィール